SPICE RECIPE

#111

火鍋 メインビジュアル
SPICE RECIPES VOL.34

火鍋
by 料理家 ウー・ウェン

火鍋とは、辛い鍋ではなく、中国でいう「鍋」料理全般のこと。ラム肉の力強さに香りが負けないクミンは定番の好相性。つけだれにもスパイスをひとさじ、ふわりと香る程度が肝に。まずは、クミンと相性抜群のラム肉を手に入れてみてほしい。

<材料>2人分
水 1500ml
GABAN® クミン〈ホール〉 小さじ1
クコの実 大さじ1 *あれば
なつめ 6個〜8個 *あれば

ラム肉 400g(肩ロース)※または牛肉でも可
白菜の葉 4枚分
春菊 適量
パクチー(生) 適量

〜ごまだれ〜
GABAN® クミン〈パウダー〉 小さじ1/2
ねりごま 大さじ2
黒酢 大さじ2
しょう油 大さじ2

〜塩だれ〜
GABAN® 花椒〈パウダー〉 小さじ1
粗塩 小さじ1
ごま油 大さじ1

<作り方>

  1. 鍋に水を入れ、クミン〈ホール〉、クコの実、なつめを加えて火にかける。沸騰したら蓋をして弱火で10分ほど煮る。

  2. ラム肉をスライスする。

  3. 白菜の葉、パクチー(生)、春菊を用意する。

  4. 器に花椒、粗塩、ごま油を加えて混ぜ、塩だれをつくる。

  5. 別の器にクミン〈パウダー〉、ねりごま、黒酢、しょう油を加えて混ぜ、ごまだれをつくる。

  6. ラム肉をしゃぶしゃぶするようにして、火を通す。白菜の葉、春菊の葉も同様に加える。

  7. 煮た具材に、その都度たれをつけて食べる。

レシピをもっとおいしく。プロのひと手間

素材の味を生かす中国家庭料理を提案してきた料理家・ウー・ウェンさん。今回は体も温まる〈火鍋〉のレシピをご紹介。より本格的に仕上げるコツを紹介します。

▼使用するスパイス
GABAN® クミン〈ホール〉
GABAN® クミン〈パウダー〉
GABAN® 花椒〈パウダー〉

POINT.1

【ラム肉は、かたまりからスライスする】

ラム肉をかたまりからスライスする工程

手をかけるところと、抜くところ。そのメリハリがしゃぶしゃぶの肝。肉をいちばんおいしく食べる料理だからこそ、肉はかたまりから切り出すのがウー・ウェンさん流。肉を切るのは食べる直前が一番おいしい。

POINT.2

【鍋スープとたれにスパイスを入れる】

鍋スープとごまだれにスパイスを加える様子

鍋スープにクミンのホールを加えれば、湯気といっしょに香りがふわっと立ちのぼる。つけだれにはクミンパウダーや花椒を加えて、香りに奥行きと輪郭を。ラム肉の旨みを際立たせる。

POINT.3

【たれは、都度かける】

仕上げにたれをかける工程

たれは食べる都度少量ずつ具材にかけて。スープが薄まらず、スパイスの香りがしっかりと引き立つ。

火鍋の残り白菜でもう一品。白菜の芯 クローブあえ

白菜の芯のクローブあえ

火鍋をしたあとに残りがちな白菜の芯。ウー・ウェンさんに、芯を使った一品を教えてもらいました。

「白菜は葉と芯で扱い方が違うんです。葉はしゃぶしゃぶにすればいいのですが、茎は工夫が必要。

粗塩をふって即席の漬物にすれば、素材を余すことなくおいしくいただけますよ」

クローブは、ほんのり甘くスパイシーな香りがアクセント。黒酢やはちみつのまろやかさに清涼感が重なり、あと味をきりっと引き締めてくれます。

<材料>2人分
白菜の芯 4枚分
粗塩 小さじ1/2

〜合わせ調味料〜
GABAN® クローブ〈パウダー〉 小さじ1/4
黒酢 大さじ2/3
はちみつ 大さじ1/2
ごま油 大さじ1/2

<作り方>

  1. 白菜の芯を6〜7cmの長さに切り、さらに繊維に沿って2mm幅に細切りにする。
白菜の芯を細切りにする工程
  1. ボウルに入れて、塩を振り、軽く混ぜて10分ほど置く。水気をしっかりしぼる。
塩でもんで水気をしぼる工程
  1. 合わせ調味料を混ぜ合わせ、白菜とあえる。
調味料と和える工程

教えてくれた人

ウー・ウェン

料理家

中国・北京出身。1990年に来日し、1997年より「ウー・ウェン クッキングサロン」を主宰。母から受け継いだ小麦粉料理を軸に、中国の家庭料理を日本の食材で手軽に再現するレシピが人気を集める。『ウー・ウェンの 鍋 スープ』『ウー・ウェンの 蒸しもの お粥』など著書多数。