SPICE RECIPE

#88

キッチン、植竹大介シェフ
SPICE RECIPES VOL.26

カルダモン香るフレンチトースト
by 「旧ヤム邸」植竹大介

フレンチトーストといえばシナモンが定番だけれど、実はカルダモンこそ甘さを引き立てる名脇役。保存していた冷凍パンをそのまま使える、手軽なレシピ。ちょっと気分を変えたいときにもおすすめの一品。

<材料>2人分
冷凍食パン 2枚 *常温のパンでも可
オリーブ油(エキストラバージン) 大さじ1

〜調味液〜
GABAN® カルダモン〈パウダー〉 ひと振り
卵 1個
豆乳(無調整) 150〜200ml *調整豆乳、牛乳でも可
はちみつ 大さじ2

〜トッピング〜
GABAN® カルダモン〈パウダー〉 適量
紅茶葉 適量(アールグレイ、ダージリンなど好みのものでOK)
はちみつ 適量
ギリシャヨーグルト 適量

<作り方>

  1. ポリ袋に調味液を入れてよく混ぜる。冷凍しておいた食パンを加え、やさしく揉み込みながら調味液をなじませて、10分置く。

  2. フライパンにオリーブ油を入れて中火で熱し、パンを並べて焼く。焼き色がついたら裏返し、弱火にして中まで火を通す。

  3. 器に盛り、好みのトッピングをかけたら完成。

<MEMO>
調味液はしっかり揉み込むとムラがなくなる。茶葉は種類問わず、自宅にあるお好みのものでOK。

レシピをもっとおいしく。プロのひと手間

大阪発のスパイスカレー店「旧ヤム邸」を立ち上げ、東京・下北沢や日比谷に展開する料理人・植竹大介さん。ジャンルを越えた自由な発想と、日替わりカレーで多くのファンを魅了してきました。今回は、そんな植竹さんに〈カルダモン香るフレンチトースト〉のレシピを教えていただきました。本格的に仕上げるためのコツとともにご紹介します。

▼使用するスパイス
GABAN® カルダモン〈パウダー〉

POINT.1

【調味液が染みやすい、冷凍食パンを使う】

冷凍食パン

冷凍した食パンを使うことで、調味液が長時間置かずとも10分ほどでパンの中までしっかりと染み込む。常温のパンでももちろんおいしく作れるが、30分ほどを目安にし、袋の空気を抜いて密着させておくと、より染み込みやすくなる。

POINT.2

【フライパンが温まりきる前にパンをのせる】

フライパンが温まりきる前にパンをのせ、じっくりと焼く工程

ふわふわな仕上がりにするためには、フライパンが温まりきる前にパンをのせてじっくりと焼くのがおすすめ。反対に、カリッと香ばしく焼きたい場合は、しっかり熱した状態で焼き始めるのがポイント。

教えてくれた人

植竹大介

「旧ヤム邸」オーナーシェフ

1999年に「ヤムティノ」を構えたのち、2011年に「旧ヤム邸 空堀店」をオープン。以降、東京・下北沢や日比谷にも店舗を拡大。ジャンルの枠にとらわれず、和洋中の要素を自在に取り入れる独自のカレーが注目を集め、イベントやメディアにも多数出演。全国にファンを持つ存在に。