SPICE RECIPE

#76

鶏肉のハーブココナッツミルク揚げ完成写真
SPICE RECIPES VOL.23

鶏肉のハーブココナッツミルク揚げ
by 「洋食KUCHIBUE」坂田阿希子

料理教室でも人気だったココナッツミルク揚げに、パクチーとスペアミントの爽やかな香りをプラス。鶏肉は、もも・胸・手羽先などいろんな部位を使うと、ひとつずつ味わいが違って、食べるたびに楽しい一皿に。

<材料>4人分
骨付き鶏ぶつ切り(鶏もも肉・胸肉・手羽先などをミックス) 800g
塩 適量
GABAN® ホワイトペパー 少々
にんにく(すりおろし) 1片
レモン汁 1個分
ココナッツミルク 200ml
ナンプラー 大さじ2

GABAN® 香菜〈ホール〉 1瓶
GABAN® スペアミント〈ホール〉 1瓶
上新粉 適宜
揚げ油 適宜

<作り方>

  1. 鶏肉に塩、ホワイトペパーをよくすり込む。

  2. にんにくのすりおろし、レモン汁、ナンプラーを加え、揉み込む。

  3. 香菜、スペアミントをまぶし、全体を和えて30分以上漬け込む。

  4. ③の鶏肉に、ココナッツミルクを加えて、全体に絡める。

  5. バットに上新粉を広げ、鶏肉の水気を軽く切って、粉をたっぷりとまぶす。

  6. 180℃に熱した油で、全体がきつね色になるまでじっくりと揚げて完成。

<MEMO>
せんべいのようなサクサク感を出すために衣は上新粉がおすすめ。なければ米粉でも可。

レシピをもっとおいしく。プロのひと手間

雑誌やテレビをはじめ、数々のレシピ本でも活躍する料理家・坂田阿希子さん。2019年には東京・代官山に「洋食KUCHIBUE」をオープンし、その確かな味とセンスでファンを魅了し続けています。今回は、そんな坂田さんに〈鶏肉のハーブココナッツミルク揚げ〉のレシピを教えていただきました。本格的に仕上げるためのコツとともにご紹介します。

▼使用するスパイス
GABAN® ホワイトペパー
GABAN® 香菜〈ホール〉
GABAN® スペアミント〈ホール〉

POINT.1

【上新粉をたっぷりまぶし、衣は厚めに】

上新粉をたっぷりまぶす工程

ココナッツミルクをたっぷりまとわせたまま上新粉に。衣はやや厚めにからめると、サクサク食感に。油に入れた直後は衣がはがれやすいので、触らずそのままにしておく。

POINT.2

【骨付きの鶏肉は、数種類の部位を組み合わせて】

骨付きの鶏肉をミックスする工程

骨付きの鶏肉は鶏ももや胸肉、手羽先をミックスすると食感がかわり、おいしい。水炊き用として売られているぶつ切り肉を使ってもOK。

教えてくれた人

坂田阿希子

「洋食KUCHIBUE」オーナーシェフ

新潟県出身。料理雑誌の出版社勤務を経て、フランス料理店やフランス菓子店での修業を重ねて料理家として独立。雑誌やテレビ、レシピ本の出版など多方面で活躍する中、2019年に「洋食KUCHIBUE」をオープン。2025年から料理教室「坂田料理塾」もスタート。