SPICE RECIPE

#57

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食卓にもう1品!副菜レシピ

白菜漬け
by 「按田餃子」按田優子

「助けたい包みたい」というコンセプトの下、水餃子をはじめ個性的な料理やドリンクを提供している「按田餃子」。食材の組み合わせにオリジナリティが光る按田優子シェフのお料理。野菜を使った副菜やつまみも人気です。今回は白菜を使った漬物も教えてもらいました。麻婆豆腐と一緒に召し上がれ。


▼使用するスパイス
GABAN® キャラウェイ〈ホール〉

<材料>作りやすい分量
白菜 ¼株
GABAN® キャラウェイ〈ホール〉 白菜の重量の1%
塩 白菜の重量の2%
レーズン 白菜の重量の5%

<作り方>

  1. 1/4の白菜を、さらに縦に半分に切る。芯を縦に切ってから手で開くように割くとよい。

  2. 白菜に塩を揉み込む。

  3. 白菜、キャラウェイ、レーズンをジッパー付きのビニール袋に入れる。

  4. 空気を抜く。

  5. ときどき空気を抜きながら常温に4日~1週間ほどおき、発酵させる。

  6. 食べやすい大きさに切って食べる。

ポイント1 ポイント2 ポイント3
POINT.1

【食材の組み合わせ】

鶏肉とパクチーときゅうりの水餃子、豚肉と大根とザーサイの水餃子などありそうでない食材の組み合わせが人気の「按田餃子」。定番の白菜漬けも按田シェフの手にかかると目新しい1品に。白菜漬けに昆布や柿の皮を入れる代わりに、レーズンとキャラウェイを入れています。レーズンの甘みとキャラウェイの爽やかな香りで、異国の空気をまとった白菜漬けに。キャラウェイを噛んだときの穏やかな甘さとほろ苦さ、歯応えがアクセント。

POINT.2

【塩漬けで保存】

按田優子シェフの料理のアイデアに欠かせないのが、「保存」の考え方。最近の拠点である三浦では、畑で育てたり、ご近所さんから野菜をもらうことも多いので、塩漬けにするなどしておいしさを引き出しながら保存しているといいます。今回の白菜漬けも、塩漬けすることで保存がきき、徐々に変化する味わいも楽しい1品。

教えてくれた人

按田優子

「按田餃子」店主

東京生まれ。料理家、按田餃子店主。製菓製パンの会社に勤務し、工房長、カフェ店長などを経て独立。2012年4月、写真家の鈴木陽介氏と共同で、按田餃子を東京・代々木上原に開店。現在は代々木上原パワー店、三浦工房直売所の3店舗を経営する。「助けたい包みたい」というコンセプトの下、体にやさしい水餃子をはじめ、ヘルシーで個性的な料理やドリンクが味わえると人気。