SPICE RECIPE

#43

丸山智博シェフ
SPICE RECIPES VOL.14

豆と野菜のハリラスープ
by 「MAISON CINQUANTECINQ」丸山智博

モロッコでは家庭の定番ともいえる「ハリラスープ」。スパイス香る湯気の中、野菜と豆の優しい旨みが広がります。ブイヨンに頼らず、素材だけで作る深い味わい。


<材料>4人分
玉ねぎ 中2個(たてに薄切りする)
にんじん 2本(皮をむき、薄切り)
セロリ 1本(固い場合は、皮をむく。厚め3㎜ 薄切り)
大根 1/2本(皮をむく いちょう切り)
にんにく 1片(みじん切り)
白菜 1/6(一口サイズにきる)
生姜 3枚(薄切り)
トマト缶 2缶
レモン汁 好みの量
乾燥レンズ豆 100g(水洗いする)
水 300ml
オリーブ油 適量
コーンスターチ 少量(片栗粉で代用可)
パセリ 適量
セロリの葉(刻んでおく) 適量
オリーブ
塩 適量
GABAN® あらびきブラックペパー 適量
GABAN® ローリエ<ホール> 2枚

~材料A ~
GABAN® タイム 1g
GABAN® オレガノ<フリーズドライ> 1g
GABAN® クミン<パウダー> 2g
GABAN® ガラムマサラ<パウダー> 2g
GABAN® マスタードシード 1g
GABAN® チリパウダー<パウダー> 1g
GABAN® フェヌグリーク<パウダー> 1g(なくてもOK)

<作り方>

  1. 野菜を一口大に切る。

  2. 鍋にオリーブ油とにんにくをいれ、火をつける。
    香りがでたらスパイスとハーブ(材料A)を加えて軽く炒める。

  3. トマト缶、ローリエ、水、塩を加えて、再び沸いたら切った野菜をいれる。蓋をして10分ほど煮る。

  4. 白菜とレンズ豆を加えてひと煮立ちさせる。

  5. コーンスターチでとろみをつけ、塩、あらびきブラックペパーで味を整える。

  6. 器に盛り付け、オリーブとパセリ、セロリの葉を散らし、仕上げにレモン汁、オリーブ油を回しかけて完成。

<MEMO>
味のアクセントになるオリーブは、ギリシャ・カラマタ地方のブラックオリーブが丸山さんのおすすめだそう。

おいしさを上級に。プロのひと手間

フードディレクター兼シェフとしてフランス料理を軸にメニュー開発、プロデュース、コンサルティングを行う「MAISON CINQUANTECINQ」の丸山智博シェフ。今回は〈豆と野菜のハリラスープ〉のレシピを提案いただきました。より本格的に仕上げるコツを紹介します。

▼使用するスパイス
GABAN® タイム
GABAN® オレガノ<フリーズドライ>
GABAN® ローリエ<ホール>
GABAN® クミン<パウダー>
GABAN® ガラムマサラ<パウダー>
GABAN® マスタードシード
GABAN® チリパウダー <パウダー>
GABAN® フェヌグリーク<パウダー>

POINT.1 

【野菜は一口大にカットする】

ポイント1

野菜は少し大きめに切って、具としてたのしむのがおすすめ。ブイヨンを入れずとも野菜の出汁がたのしめる。

POINT.2 

【仕上げにとろみをつける】

ポイント2

とろみをつけることで、パスタやクスクスとも一緒にたべやすくなる。コーンスターチがなければ片栗粉でも代用OK。

教えてくれた人

丸山智博

「MAISON CINQUANTECINQ」シェフオーナー

2010年代々木上原に「MAISON CINQUANTECINQ」をオープン。その後、居酒屋「LANTERNE」、ギャラリー「AELU」、ピタサンド屋「LA PITA DE MAISON CINQUANTECINQ」などを手がけ現在計6店を経営。飲食店のメニュー開発、プロデュース、コンサルティングも行う。