
SPICE RECIPES VOL.14
豆と野菜のハリラスープ
by 「MAISON CINQUANTECINQ」丸山智博
モロッコでは家庭の定番ともいえる「ハリラスープ」。スパイス香る湯気の中、野菜と豆の優しい旨みが広がります。ブイヨンに頼らず、素材だけで作る深い味わい。
<材料>4人分
玉ねぎ 中2個(たてに薄切りする)
にんじん 2本(皮をむき、薄切り)
セロリ 1本(固い場合は、皮をむく。厚め3㎜ 薄切り)
大根 1/2本(皮をむく いちょう切り)
にんにく 1片(みじん切り)
白菜 1/6(一口サイズにきる)
生姜 3枚(薄切り)
トマト缶 2缶
レモン汁 好みの量
乾燥レンズ豆 100g(水洗いする)
水 300ml
オリーブ油 適量
コーンスターチ 少量(片栗粉で代用可)
パセリ 適量
セロリの葉(刻んでおく) 適量
オリーブ
塩 適量
GABAN® あらびきブラックペパー 適量
GABAN® ローリエ<ホール> 2枚
~材料A ~
GABAN® タイム 1g
GABAN® オレガノ<フリーズドライ> 1g
GABAN® クミン<パウダー> 2g
GABAN® ガラムマサラ<パウダー> 2g
GABAN® マスタードシード 1g
GABAN® チリパウダー<パウダー> 1g
GABAN® フェヌグリーク<パウダー> 1g(なくてもOK)
<作り方>
-
野菜を一口大に切る。
-
鍋にオリーブ油とにんにくをいれ、火をつける。
香りがでたらスパイスとハーブ(材料A)を加えて軽く炒める。 -
トマト缶、ローリエ、水、塩を加えて、再び沸いたら切った野菜をいれる。蓋をして10分ほど煮る。
-
白菜とレンズ豆を加えてひと煮立ちさせる。
-
コーンスターチでとろみをつけ、塩、あらびきブラックペパーで味を整える。
-
器に盛り付け、オリーブとパセリ、セロリの葉を散らし、仕上げにレモン汁、オリーブ油を回しかけて完成。
<MEMO>
味のアクセントになるオリーブは、ギリシャ・カラマタ地方のブラックオリーブが丸山さんのおすすめだそう。
おいしさを上級に。プロのひと手間
フードディレクター兼シェフとしてフランス料理を軸にメニュー開発、プロデュース、コンサルティングを行う「MAISON CINQUANTECINQ」の丸山智博シェフ。今回は〈豆と野菜のハリラスープ〉のレシピを提案いただきました。より本格的に仕上げるコツを紹介します。
▼使用するスパイス
GABAN® タイム
GABAN® オレガノ<フリーズドライ>
GABAN® ローリエ<ホール>
GABAN® クミン<パウダー>
GABAN® ガラムマサラ<パウダー>
GABAN® マスタードシード
GABAN® チリパウダー <パウダー>
GABAN® フェヌグリーク<パウダー>
POINT.1
【野菜は一口大にカットする】

野菜は少し大きめに切って、具としてたのしむのがおすすめ。ブイヨンを入れずとも野菜の出汁がたのしめる。
POINT.2
【仕上げにとろみをつける】

とろみをつけることで、パスタやクスクスとも一緒にたべやすくなる。コーンスターチがなければ片栗粉でも代用OK。