SPICE RECIPE

#42

丸山智博シェフ
SPICE RECIPES VOL.13

旬の野菜とガーリックハーブパン粉
by 「MAISON CINQUANTECINQ」丸山智博

ザクザクとした食感のハーブパン粉レシピ。このパン粉さえあれば、野菜が主役級のおいしさに。ブロッコリーのほかに、カリフラワーやアスパラ、スナップえんどうなどもおすすめです。


<材料>4人分
ドライパン粉 100g
にんにく 5g
オリーブ油(エキストラバージン) 大さじ4
ブロッコリー 2房(小房に分ける) 
GABAN® エルブ・ド・プロバンス 0.1g(小さじ約1/6)
GABAN® タイム 0.5g(小さじ約1/2)
GABAN® オレガノ 0.3g(小さじ約1/2)

<作り方>

  1. フライパンにパン粉をいれて、弱火で5分ほど炒る。

  2. パン粉の香りが出てきたら、みじん切りにしたにんにく、オリーブオイルを加え、色づくまで炒る。

  3. 仕上げにエルブ・ド・プロバンズ、タイム、オレガノをいれて軽く炒ったらパン粉の完成。

  4. 熱湯に粗塩(分量外)をいれ、小房に分けてブロッコリーを2分ほど茹でる。

  5. 茹でたブロッコリーにマヨネーズ(分量外)、パン粉を順につけて完成。

<MEMO>
ハーブパン粉は酸化しやすいので、少量ずつ作るのがポイント。余った分はグラタン、ソテーした魚、パスタの仕上げに振りかけても。ハーブは一種類だけでもOKなので、手に入りやすいものでまずはお試しあれ。ローズマリーやマジョラムをプラスしてもおいしいです。

レシピをもっとおいしく。プロのひと手間

フードディレクター兼シェフとしてフランス料理を軸にメニュー開発、プロデュース、コンサルティングを行う「MAISON CINQUANTECINQ」の丸山智博シェフ。
今回は〈旬の野菜とガーリックハーブパン粉〉のレシピを提案いただきました。より本格的に仕上げるコツを紹介します。

▼使用するスパイス
GABAN® エルブ・ド・プロバンス
GABAN® タイム
GABAN® オレガノ

POINT.1 

【パン粉はカリッと香ばしく炒る】

ポイント1

パン粉は、下から焦げやすいので、こまめに混ぜながらカリカリになるまで炒る。にんにくを加え、オリーブオイルを回しかけることで、ざくざくとした食感に。

POINT.2 

【野菜は、歯ごたえを残して茹でる】

ポイント2

野菜のおいしさを左右する茹で加減も大切。串を刺して硬さを確認し、しっかり歯ごたえを残すのがコツ。温かいままでも、お好みで氷水でしめてもOK。また茹でる際は、ミネラルの多い粗塩を使うと野菜の甘みが引き立つ。

教えてくれた人

丸山智博

「MAISON CINQUANTECINQ」シェフオーナー

2010年代々木上原に「MAISON CINQUANTECINQ」をオープン。その後、居酒屋「LANTERNE」、ギャラリー「AELU」、ピタサンド屋「LA PITA DE MAISON CINQUANTECINQ」などを手がけ現在計6店を経営。飲食店のメニュー開発、プロデュース、コンサルティングも行う。