
SPICE RECIPES VOL.2
パプリカのピクルス
by 「シェ・イノ」古賀純二総料理長
白ワインにローリエを加え、香り高く仕上げたパプリカのピクルス。
爽やかで軽やかな酸味が効いた味わいに、コリアンダーの香りを潜ませて。
ホールのまま粗挽きすれば、ガリっと噛んだ瞬間にふわっと爽やか。従来のピクルスにアクセントが生まれます。
<材料>
パプリカ赤、黄 各 1 個
ミニトマト 10 個
バジル 少量
EXV.オリーブオイル 適量
〜ピクルス液〜
白ワイン 200ml
水 100ml
酢 100ml
にんにく 1 片
鷹の爪 1 本
GABAN® ローリエ(アメリカ産)〈ホール〉 2 枚
GABAN® コリアンダー〈ホール〉 少量 (パウダーでも代用可)
砂糖 50 g
塩 10 g
<作り方>
1.鍋に白ワイン、水、酢、にんにく、鷹の爪、ローリエ、粗挽きにしたコリアンダー、砂糖、塩を入れて沸かす。
2.湧いたらピクルス液を火から下ろす。
3.パプリカを縦に切り、ピクルス液に一晩漬け込む。
4.ミニトマトを氷水につけて湯むきし、漬け込んでおいたピクルスに加える。
5.皿に盛り付け、EXV.オリーブオイルを回しかけ、バジルを飾り、塩(分量外)を振って完成。
< MEMO >
火から下ろしたピクルス液は少し置いて、温かいうちに漬け込んでも。味が染み込みやすく、シャキシャキの仕上がりになります。
おいしさをぐっと上級に。プロのひと手間
東京・京橋の老舗グランメゾン「シェ・イノ」で、正統派のフランス料理を 40 年以上追求し続ける古賀純二総料理長。今回は、〈パプリカのピクルス〉のレシピをさらに本格的に仕上げるコツを紹介します。
▼ 使用するスパイス
GABAN® ローリエ(アメリカ産)〈ホール〉
GABAN® コリアンダー〈ホール〉
POINT.1
【 ミニトマトは一晩漬け込んだ後に加える】

トマトは後から漬け込むことで、崩れにくくきれいな形に。気にしない場合は一緒に漬け込んでも。
POINT.2
【 盛り付けは、円を描くように】

パプリカは、円を描くように重ね、ミニトマトはその隙間にのせるとシェフのような仕上がりに。